青い花
原作を損なうことがなかったどころかその魅力を十二分に膨らませた、非の打ちどころがない傑作。ギャグに駄する(それを否定するわけではなく好むほうですが)ことがわりとお約束のテレビアニメのなかでそれをほとんど排した姿勢、しかしながら固すぎない柔和な雰囲気を保ち、なおかつ現実の人間関係の厳しさを包み隠すことなく抉った物語。
うみものがたり ~あなたがいてくれたコト~
大勢の評価は低いが、私的には重要な傑作。以前のエントリを参照((ueshun.tumblr. うみものがたり〜あなたがいてくれたこと〜))
化物語
新房監督&シャフト作品の真価をようやく世間に認めさせた作品。従来のアニメ手法から逸脱した革新性をさらに内容まで加速させ、“会話”をあえて映像作品でみせたという逆説の勝利。
そらのおとしもの
バカの無駄遣い=蕩尽=カタルシスを存分に味わわせてくれた2009年最大の大穴。しかしながら、根底には存在の意味を問う哲学的思想があり、ジョルジュ・バタイユの世界を彷彿とさせた。
ささめきこと
百合の世界を繊細なタッチでありながらコミカルに楽しく描いた作品。心理描写をキャラに多く語らせず、映像で表現した演出・脚本が優れていた。



